【uscpa】独学は無謀か【合格だけならぶっちゃけ可能】

迷いし<br>サラリーマン
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uscpaの予備校代が50万円程度と自分にとってはかなりハードルが高いです。uscpaは手続き面も含めて予備校のサポートがないとかなりキツいといわれていますが、独学は可能なのでしょうか。

こんな疑問にお答えします。

この記事の主旨:uscpaの受験資格保有+日商簿記検定2級合格+TOEIC700オーバーの前提があれば独学でも「合格だけならぶっちゃけ可能」

私はAbitus(アビタス)に通い、1年半の学習を経てuscpaのライセンスを登録しました。したがって基本的にはアビタス推しです。

ライセンス登録までやり切るためにいろいろな情報収集を行った自分の経験から、果たして独学は無謀な選択肢なのか検討してみたいと思います。

結論としてはタイトルのとおり「合格だけならぶっちゃけ可能」です。ただしそもそも…ですがuspcaの受験資格は満たしていますか?

満たしていなかったらおそらく予備校に入らざるを得ません

受験資格のハードル

私は最終的にアビタスで勉強しましたが、その手前で独学の検討はしました。しかし受験資格とライセンス登録要件のハードルをクリアできなかったので入学しか選択肢がありませんでした。

受験資格のハードル

日本で有名な資格である日商簿記検定や公認会計士は受験資格は不問で誰でも受けられます。一方、uscpaは受験資格が設定されています

例えば私がライセンスを保有するワシントン州では大卒であること、総取得単位数150単位以上保有しており、そのうち会計科目およびビジネス科目それぞれ24単位以上など。

社会人が独学でuscpaを取りたいのであれば、少なくとも受験要件は入口の段階で満たしている必要があります。もし単位が足りない…ということであれば残念ですが試験すら受けられません。そんな人たちに単位を認定してあげるサービスをお手頃な価格で提供しているのが予備校です。

単位が足りないとどうしようもないの?

科目別履修生制度があります

日本には科目別履修生制度があります。予備校に入らなくても社会人は単位を取得可能です。物理的には取れますが、この制度を利用するためには大学の書類審査や場合によっては面接試験に合格する必要があり、受験料や入学金や授業料も支払う必要があります。

近場の大学をお調べいただくとわかると思いますが国立だろうと私立だろうとたった1単位を取得するために10万円以上出費するところがほとんどです。

科目別履修生制度をuscpaに活用するのはコスパが悪いといえそうです。

その他考慮すべきハードル

他にもハードルはあります。個人のスペックによってハードルに感じる人と感じない人に分かれるのでその他に分類しました。

学習面のハードル

学習面について考えるときに①難易度、②計画・モチベーション、③教材、④先生についてごちゃまぜの状態で語られることが多い印象です。もちろんすべての組み合わさって見えてくるものですが、なるべく分けて議論したいと思います。

①難易度

もちろん学習面のハードルがゼロとはいいません。日商簿記検定2級合格者かつTOEIC700点オーバーという基礎スペックをお持ちの方であれば独学でも真面目にやれば十分に合格を狙えると思います。

関連記事:【uscpa】合格に必要な英語力は【TOEIC700点オーバー】

関連記事:【uscpa】2019年AICPAリリース問題の解説【FARその1】

②計画・モチベーション

独学だろうと予備校に入ろうと大きな差はありませんアビタスでは入学後のフォローアップが少ないです。中学高校受験の予備校や大学受験の予備校のように予備校側が個人個人の学習進捗状況をしっかりケアしてくれることはありません。立派な大人が受講生なのでそこまで深入りしてきません。

一方自習室の利用、ライブ授業を受けに行く、合格者報告会などのイベントに参加するようなことを通じてモチベーションをキープできない点が独学の弱みで、自分なりに手法を確立しないと精神面で続かずに途中で挫折しやすいです。これはどの資格勉強においても言えることです。

ただし、米国公認会計士の試験制度は社会人にとってかなりモチベーションをキープしやすいよう工夫がなされています

関連記事:米国公認会計士試験制度の概要

③教材

教材はメリカリ等で大手予備校のテキストを中古で買うか、英語の教材をamazon等で買うか、という方法で最低限の出費は必要です。おそらく4科目セットで5万円ぐらいで買えると思います。独学を考えていてもさすがにこれくらいの出費は考えているものと思います。

④先生

わからないことを口頭で聞けないデメリットは大きいです。先生は生徒の質問からいろいろ不足する情報を聞き取り、質問の真意を汲み取り何を答えて教えるべきか考えてくれます。ググれば大丈夫、ツイッターで聞けば大丈夫という意見もありますが、整理がうまくできない人にとっては大きな問題かもしれません。

私は1年半の学習期間を通じてアビタスの質問サポートをメールベースで3回受けました。口頭での質問は一度もありません。これくらいの頻度であれば正直なくてもなんとかなると思います。

学歴審査と出願手続きのハードル

学歴審査と出願手続きは情報が少ないし、複雑だからなかなか個人ではできないよと言われています。確かに実際に自分が手続きを進めていくときに面倒だなとは思いました。面倒なのは認めます。

独学を目指す方は50万円相当の予備校代を節約しようとしているので自分で手続きを調べる労力はするべきでしょう。実際問題例えば「uscpa 学歴審査」「uscpa 出願手続き」「uscpa how to apply」「uscpa how to register」みたいなキーワードでググると山のように記事が出てきます。

逆に手間やめんどくささ、時間をお金で解決できる人は予備校に入ってしまうのが楽です。

アビタスでは手続きの具体的には手引きみたいなものをくれますし、個別にサポートしてくれます。しかし、アメリカ本国で受験している人はたくさんいます。募集要項とかを読むことをサボっているにすぎません。

試験合格後のライセンス登録のハードル

ライセンス登録は任意です。自己啓発目的の受験で、試験に合格さえすればよければこれはスルーしてください。

受験要件よりも一段か二段高いハードルがライセンス登録要件。主に①追加で単位の単位取得、②実務経験年数、③USCPAホルダーの署名がポイントになってきます。

①について。例えばニューヨーク州は出願の段階では総取得単位数は120でよいですし、大学卒業見込で構いませんでした。しかし、ライセンスを登録するためには総取得単位数は150に、大学は卒業し学士号を得ていないといけません。(他にも要件はあります。)

②について。こちらは最低でも1年以上会計に関わる実務経験を必要とする州がほとんどです。州によって実務要件の定義がかなり異なり、決算業務など限られた実務経験を必要とする州もあれば、ワシントン州のように予算や内部統制、海外子会社管理、M&Aなどかなり幅広く認めている州もあります。ワシントン州は日本人が登録しやすい州で有名です。

③について。uscpaのライセンスを登録して一定の年数が経っている先輩会計士から署名をもらう必要があります。あなたがuscpaのライセンスを登録するに足る人物であること、十分な実務経験があること、などを先輩uscpaが保証する推薦状を出すようなイメージです。

身近にいればよいのですが、なかなかいないですよね。私はライセンスを登録したばかりなのでまだ推薦状を出せる立場にはありません。サインができるようになればお力になれることもあるのですが…。

ライセンスが付与されると州のuscpa名簿に登録され、名刺に書いて対外的にuscpaと名乗ることができます。これにより特に初対面の外国人からはかなりリスペクトされます。

もしライセンス登録したいのであれば、予備校に入るべきです。

おまけ:Proactiveにライセンス登録についてサポートを受けようと問い合わせたら10万円かかるといわれました。高すぎ…。

おしまいに

いかがでしたでしょうか。uscpaの受験資格保有+日商簿記検定2級合格+TOEIC700オーバーの前提があれば独学でも「合格だけならぶっちゃけ可能」というのがこの記事の主旨です。

逆に言えば受験資格を満たしていないなら予備校に通うしかありません。

予備校選びについてはこちらにまとめています。ぜひご参考にしてください。

関連記事:米国公認会計士(uscpa)のおすすめ予備校【大手4校比較】

最後まで読んでくれてありがとう!

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