米国公認会計士試験制度の概要

よくいる<br>サラリーマン
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世の中いろいろな資格がある中で自分なりに絞り込みをかけた結果、米国公認会計士の取得が主要な候補として残りましたが、本当に米国公認会計士でいいのか踏ん切りがつきません。試験制度が社会人にとって超フレンドリーだと聞いたのですが実際どのように柔軟性があるのでしょうか?試験制度の概要をもう少し詳しく知りたいです。

こんな疑問に答えます。

本記事のざっくり要点
  • uscpaの試験日は土日も含めほぼ毎日受験できる
  • 試験結果は早くて10日ほどでわかる
  • 全部で4科目あるけど1つずつ受験できる

TOPIX Large 70企業勤めの私ですが、30歳の時にまさに自分の市場価値について悩み、いろんな資格を検討し、最終的には米国公認会計士(以下、「uscpa」といいます)を取得しました。

そこで今回は企業勤めの方に米国公認会計士の試験制度を、とてもわかり易く解説しようと思います。

「uscpa興味沸いてきたけど働きながら本当に勉強できるのか不安」 って方は、まさに私も同じ悩みを持っていたのでぜひ記事をご覧ください。

uscpa試験制度の具体的なポイント

ざっくり次のとおり。

試験制度のポイント

ポイント①:試験日の設定と合格発表日

ポイント②:試験会場は日本だったら東京は御茶ノ水or大阪は中津の2か所のみ

ポイント③:科目数は4科目(1科目ごとに受験可能)

それではさっそく解説しますね。

ポイント①:試験日の設定と合格発表日

2019年現在、1年間365日のうち283日が試験日です。また午前の部(9:00or10:00スタート)か午後の部(13:00or14:00スタート)を選ぶことができるのでスロットとしては566回のうち自分のタイミング合ったところに1科目の試験を設定できます。

283日って半端な数字な何かというと、uscpaはtesting windowというテスト実施期間を設けており、第1クオーターを1月1日から3月10日まで、第2クオーターを4月1日から6月10日まで、第3クオーターを7月1日から9月10日まで、第4クオーターを10月1日から12月10日までと設定していて、その合計日数を指しています。

クオーターごとにある間の日数はシステムメンテナンスであったり、問題の入れ替えなど様々な理由があります。

合格発表はなんと受験後最短で10日程度でわかります。期間を区切ってまとめて採点するので、受けたタイミングが悪いと一か月ぐらいかかります。

2019年は以下のようなスケジュールでスコアリリース(合格発表)がされました。

試験日   合格発表日   
1月1日~1月20日まで2月5日
1月21日~2月14日まで2月26日
2月15日~2月28日まで3月8日
3月1日~3月10日まで3月19日
試験日   合格発表日   
4月1日~4月20日まで5月7日
4月21日~5月15日まで5月23日
5月16日~5月31日まで6月11日
6月1日~6月10日まで6月19日
試験日   合格発表日   
7月1日~7月20日まで8月6日
7月21日~8月14日まで8月22日
8月15日~8月31日まで9月10日
9月1日~9月10日まで9月19日
試験日   合格発表日   
10月1日~10月20日まで11月5日
10月21日~11月14日まで11月22日
11月15日~11月31日まで12月10日
12月1日~12月10日まで12月19日

実はこのように全クオーター4分割してスコアリリースがされるのは2019年がはじめてです。2018年以前は1クオーターに一回しかスコアリリースがないということもあり、受験後に2~3ヶ月待たされることも。

さすがはアメリカの試験。制度面でどんどん受けやすい環境を整えています。理由は単純で世界中でuscpaの数を増やし、グローバルに資格の権威を民主主義的に高めたいから(個人の見解です)。こちらの話はまたおいおい別の記事で整理したいと思います。

ポイント②:試験会場は日本だったら東京は御茶ノ水or大阪は中津の2か所のみ

プロメトリックのテストセンターで受験可能です。就活時代にSPIみたいなWebテストを受けに行ったあそこです!

東京会場は御茶ノ水ソラシティ大阪会場は中津センタービルです。

アメリカの資格なのに日本で受けられるということはものすごいメリットなので挙げてました。ひと昔前は本国アメリカまで飛行機で移動し、時差ボケの中数科目受けて帰国するというお金も時間も体力もめちゃくちゃ使っていたようでした。

そこまでしてuscpa取る魅力はない、と私は思います。しかし、大事なのは日本で受けられるからこそ私のような連中もこの資格を視野に入れて勉強が始められるということです。

残念ながら2019年現在はこの2会場しか日本では受けられないのでその他地方在住の方はこのどちらかまで足を運ぶ必要があります。 これはデメリットと言えましょう。とはいえアメリカまで行かなきゃ取れなかった時代よりははるかにマシです。

ポイント③: 科目数は4科目(1科目ごとに受験可能)

科目名試験時間
Financial Accounting & Reporting (FAR)
財務会計・政府会計など
4時間
Regulation (REG)
税法・企業法など
4時間
Auditing & Attestation (AUD)
監査及び証明業務など
4時間
Business Environment & Concepts (BEC)
管理会計・ファイナンス・経営学・経済学・コーポレートガバナンスなど
4時間

上の表のとおり、4科目を勉強し合格する必要があります。試験時間は1科目4時間で、同時に受験する必要はありません。例えばFARを今月受け終わったら、AUDの勉強を開始して三か月後に受験しよう、なんてことができます。

1科目1科目集中して受験→合格ということを繰り返すことができるのが非常にありがたいです。

デメリットとしては、1科目合格してしまったら残りの3科目を18か月以内に合格しないと最初に合格した1科目が失効してしまう、という点です。

おしまいに

いかがでしたでしょうか。社会人が働きながら勉強を進めやすい柔軟な試験制度について簡単にまとめてみました。この特徴があったからこそ私は勉強をちゃんとできそうだと思いました。

もう一度要点を述べておきますね。

本記事のざっくり要点
  • uscpaの試験日は土日も含めほぼ毎日受験できる
  • 試験結果は早くて10日ほどでわかる
  • 試験会場は東京か大阪の2択

uscpaに興味を持たれたら予備校選びについて考えてみましょう。

関連記事:【大手4校比較】米国公認会計士(uscpa)のおすすめ予備校

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